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2009年01月15日(木)更新
【久米信行新刊】Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。
Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
A1-1:今や好きなものやことがある人は希少な人財
たとえどんなに人と好みが変わっていたとしても、「これは好き」と確信できる物事がある人は「特別な才能に恵まれた人財」です。
なぜなら、「好きなもの」や「熱中できること」が見つけられない人たちが増えているからです。
もし、それが多くの人と違っている「特別な好み」だとしたら、ますます価値があります。なぜなら、普通の人には見つからない物事を見いだして、その奥に潜む魅力を味わう能力がある証明になるからです。「人と違う特別な感性」に恵まれていると言っても良いでしょう。
20世紀型「大量生産大量消費の工業化社会」なら、金太郎飴のように「みんなと同じ感性を持ち協調できる人」が重用されても仕方がありませんでした。誰もが同じものを欲しがり、同じ行動をするのが普通だったからです。そして、大きな組織でなければ自己実現ができなかったので、ガマンして自分を殺さなければならない部分もあったのです。
21世紀型「十人十色オンデマンド消費のソフト化社会」では、むしろ「人とは違い人よりも深い好みを楽しむ人」が重要になります。たとえ少数であっても「同じ好みの人が大喜びする商品や情報」を提供できれば、高い値段でも喜んでリピーターになってくださるからです。そして、たとえ個人や小企業であっても、ネットワークを活用して連携すれば、安価で高品質な仕事ができるようになりました。
もし身近に同じ好みの人がいなくても心配する必要はありません。ほとんど無料に近いインターネットを活用して、ブログやメルマガで自分の好みを発信し続ければ良いからです。いずれ、同じ好みの人が検索エンジンやネットコミを通じて、探し当ててくれるはずです。
どんなにアガリ症の人であっても、また口下手な人であっても、インターネットを通じた「かくれ発信」から始めれば緊張しないで済むでしょう。そして、好みが同じ仲間が見つかれば、思わず熱く語りたくもなる自分に気づくでしょう。
そうしたら、次のステップで、実際に会ってみれば良いのです。むかしからの友人のように親しく話せることに驚くでしょう。こうした小さな同好の人たちとの出会いを繰り返すうちに、少しずつコミュニケーションに慣れて、自信がついてくるはずです。
ですから、好きなものごとがある人は幸せです。あとは、時代の追い風を受けながら、インターネットも活用して、自分らしさを生かせばいいからです。コミュニケーションは誰でも慣れれば達人に近づけます。
しかし、好きなものごとが見つけられない人は、どんなに人当たりが良くても、話が上手でも、心から共感しあえる友人やお客様を見つけることができないのです。
だからこそ、今日から自信を持って、自分の好みを静かに発信していきましょう。
【バックナンバー】
◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
◎Q2-6:評価軸がわからない
◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
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Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
A1-1:今や好きなものやことがある人は希少な人財
たとえどんなに人と好みが変わっていたとしても、「これは好き」と確信できる物事がある人は「特別な才能に恵まれた人財」です。
なぜなら、「好きなもの」や「熱中できること」が見つけられない人たちが増えているからです。
もし、それが多くの人と違っている「特別な好み」だとしたら、ますます価値があります。なぜなら、普通の人には見つからない物事を見いだして、その奥に潜む魅力を味わう能力がある証明になるからです。「人と違う特別な感性」に恵まれていると言っても良いでしょう。
20世紀型「大量生産大量消費の工業化社会」なら、金太郎飴のように「みんなと同じ感性を持ち協調できる人」が重用されても仕方がありませんでした。誰もが同じものを欲しがり、同じ行動をするのが普通だったからです。そして、大きな組織でなければ自己実現ができなかったので、ガマンして自分を殺さなければならない部分もあったのです。
21世紀型「十人十色オンデマンド消費のソフト化社会」では、むしろ「人とは違い人よりも深い好みを楽しむ人」が重要になります。たとえ少数であっても「同じ好みの人が大喜びする商品や情報」を提供できれば、高い値段でも喜んでリピーターになってくださるからです。そして、たとえ個人や小企業であっても、ネットワークを活用して連携すれば、安価で高品質な仕事ができるようになりました。
もし身近に同じ好みの人がいなくても心配する必要はありません。ほとんど無料に近いインターネットを活用して、ブログやメルマガで自分の好みを発信し続ければ良いからです。いずれ、同じ好みの人が検索エンジンやネットコミを通じて、探し当ててくれるはずです。
どんなにアガリ症の人であっても、また口下手な人であっても、インターネットを通じた「かくれ発信」から始めれば緊張しないで済むでしょう。そして、好みが同じ仲間が見つかれば、思わず熱く語りたくもなる自分に気づくでしょう。
そうしたら、次のステップで、実際に会ってみれば良いのです。むかしからの友人のように親しく話せることに驚くでしょう。こうした小さな同好の人たちとの出会いを繰り返すうちに、少しずつコミュニケーションに慣れて、自信がついてくるはずです。
ですから、好きなものごとがある人は幸せです。あとは、時代の追い風を受けながら、インターネットも活用して、自分らしさを生かせばいいからです。コミュニケーションは誰でも慣れれば達人に近づけます。
しかし、好きなものごとが見つけられない人は、どんなに人当たりが良くても、話が上手でも、心から共感しあえる友人やお客様を見つけることができないのです。
だからこそ、今日から自信を持って、自分の好みを静かに発信していきましょう。
【バックナンバー】
◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
◎Q2-6:評価軸がわからない
◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
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