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2009年01月28日(水)更新

コムMAGA vol.142

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         経営者会報ブログ COMM-unicative MAGA-zine vol.142
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【中小企業の「空気」を伝えるコミュニティ】

みなさん、こんにちは。
経営者会報ブログ編集部の大西です。

何度かご案内しておりますのでご承知かと存じますが、昨年11月のオフ会
直後から、入会もしくはお試し利用のお申込みが増えています。

最大の要因は、会員のみなさまの「ご紹介」です。事務局一同、本当に感
謝しております。

これだけご紹介してくださるのだから頑張ろう、ということで、ささやか
ですがトップページの各項目もリニューアルしています。たとえば、当ブ
ログのセールスポイントをまとめた「経営者会報ブログとは」欄には、
<7つの大きな特長>を紹介しております。

いまさら、とお感じになるかもしれませんが、ぜひご確認くださいませ。
 http://office.keikai.topblog.jp/blog/10006133.html

特に、「1 会員が続々メディアに登場する中小企業のネット版記者クラ
ブ!」では、会員のみなさまのメディア紹介記事にリンクを張らせていただ
いております。

「ネット版記者クラブ」については、当ブログ立ち上げ当初からプロデュー
サーの久米信行さんが強調されていましたが、ようやくそこに近づいてきた
かな、という実感があります。

未曾有の不景気が、中小企業やその社長さんたちにどのような影響を与え、
またどのような対策を立てていらっしゃるか、本音のところでどう考えてい
るのか・・・。このあたりは、新聞など既存のメディアを見ていても、なか
なか伝わってきません。

その点、当ブログの新着記事からみなさまのブログをランダムに覗いていく
と、メディアが発表する定量的なデータではなく、社長さんの実感という定
性的な情報、中小企業を取り巻く「空気感」のようなものが、伝わってくる
のです。

その空気の温度が上がっている実感もあります。リアルとバーチャルを通じ
た会員同士の連帯感が、コメントやトラックバック、あるいは「お取り寄せ」
などを通じて、確実に深まっているようです。

たとえば、八戸ニューシティホテルの谷口板長が、コクホー様のカバンを購
入され、その喜びを綴った記事を、ぜひご一読ください。
 http://newcity.keikai.topblog.jp/blog/101/10012675.html

殺伐とした話題が多い中で、温かい触れ合いを醸し出すこのブログコミュニ
ティを、これからも大切に育ててまいります。もし、「この方を経営者会報
ブログにお誘いしたいのだが」というご用命がございましたら、事務局まで
ご一報くださいませ。

ちなみに今日は、テストマーケティング研究所の大阪ミーティングの日。レ
ーザーテック様から移動して、懇親会でさぞや盛り上がっているに違いあり
ません。

これより、「経営者会報ブログ」コム第142号をお届けいたします。


=================◇INDEX◇===================

 <編集部からのお知らせ>
 (1)【明大生との毎週一問百答】
     質問第131弾は、「失敗から得られた学びや発見」とは
 (2)今週の“ブログ PICK UP”
    【クエストリーの櫻田弘文さん】
 (3)今月のお題
    「社員の“戦闘力”を上げるには」
 (4)今週のお題
    「オバマ大統領演説で感じたこと」
 (5)編集記者・酒井の
    「こんな社長さんに会ってきました!」
 (6)経営者会報アーカイブ

 <事務局からのお知らせ>
 (7)連載・事務局Present's
    経営者会報ブログ道の「寄り道茶庵」‥∵‥∵‥∵‥∵
    つないでゆくもの →都合により休載します。
    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ◆◆  編集部からのお知らせ  ◆◆
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┌─┐ 【明大生との毎週一問百答】
│1│  質問第131弾は、「失敗から得られた学びや発見」とは
└─┘────────────────────────────────────────────

毎週、経営者ブロガーのみなさまにご協力をいただいている【明大生との毎週
一問百答】は、「経営者会報ブログ」プロデューサー・久米信行さんの明治大
学商学部講義「ベンチャービジネス論(前期)/起業プランニング論(後期)」
とのコラボ企画です。

※久米さんの講義ブログはこちらから。
  └→ http://blog.canpan.info/meiji_venture/
 
今回は、昨年から続けている「岡崎塾4期生」からの質問シリーズの第4弾とな
ります。さっそくご紹介しましょう。

<質問>──────────────────

 『失敗』について質問させていただきます。
 人は失敗から学ぶことができる。
失敗のない人生などないと言われています。
 失敗をしても、そこから学びがあれば
 人は大きく成長できると私は考えています。
 失敗談のエピソードとその失敗から得られた
 学びや発見を教えてください。
 (成蹊大学経済学部3年 小山内麻莉奈さん)

──────────────────────
 
▼質問内容の詳細はこちら▼
 http://editors.keikai.topblog.jp/blog/g/10012590.html

1月23日(金)21時現在で、お一人の方が回答を寄せてくださりました。

▼京都工芸 寺田社長▼
 http://makasetaro.keikai.topblog.jp/blog/b/10012734.html

いかにも寺田社長らしいエピソードが満載です。スペースの都合で一部にな
るのが惜しいくらいですが、抜粋してご紹介しましょう。

         -●-          -●-

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

私はスポーツが大好きです。ネット通販でスポーツタオルが販売したかった
のです。

ある年に地元野球部は初めての甲子園出場。当社からの応援寄付として一名
一名に名前入りのスポーツタオルをベンチに持って行ってください!っとお
願いしました。

知識と勉強不足だった私は、高野連の規定で名前入りの備品はベンチに持ち
込めないと知ります。 

大きな失敗と誤算です。 これは商売にならんのか・・・っと。
でもまあ、いいやと思いました。

それが、その時は使用することはできなかったけども口伝いに伝わって、甲
子園から戻ってきた選手の記念品タオルの受注や甲子園を目指す選手から普
段の練習時に使うのに名前入れてくださいと注文がいっぱい来ました。
(以下、略)

 *      *      *

「でもまあ、いいやと思いました。」
の箇所まで読んで、思わず涙腺が緩んでしまいました。一見軽やかに語って
おられますが、そのときの寺田さんの複雑な気持ちが想像できたからです。

同じような経験を、私もよくします。挫折の先にしか結果という果実はない、
ということを嫌というほど味わってきました。

自分が動かなければ失敗しないし傷つかないけれども、成功は絶対につかめ
ない。動けばたいていは痛い目にあうけれども、そこを潜り抜けた人にだけ
成功が訪れる。

寺田社長の、このフレーズで締めましょう。
「失敗やと思わず、続けていたら成功になった事例です」

本企画は明大生以外の学生さんはもちろん、一般の方からの質問も大歓迎で
す。

「現役経営者に、ぜひこれを聞いてみたい!」
というテーマがありましたら、下記のメールアドレスまでご一報ください。

〔送信先〕→ blog@njg.co.jp

みなさま、何とぞよろしくお願い致します!

                                   (編集部・大西啓之)


┌─┐
│2│ 今週の“ブログ PICK UP”
└─┘────────────────────────────────────────────

このコーナーでは、日々、経営者のみなさんの書かれたブログを雑誌「月刊
経営者会報」編集部員が拝見し、お薦めのブログをご紹介していきます。

今回のお薦めブログは、新たに加わってくださった、クエストリーの櫻田弘
文さんです。
 
 *      *      *

20世紀を代表するアメリカの画家、アンドリュー・ワイエス氏が
1月16日にペンシルベニア州フィラデルフィア郊外の自宅で
亡くなりました。91歳でした。
静寂感が色濃く漂うこの画家の描く絵が僕はたまらなく好きです。
観ていると作品の向こう側にあるいろいろな物語を感じます。

ワイエスは、水彩やドライブラッシュやテンペラを使って、
アメリカの原風景ともいわれる故郷のペンシルベニア州や
メーン州などを描いた画家です。
人物画にもすばらしい作品を発表しており、
別荘近くに住むオルソン家のシリーズや
長年にわたって1人の女性を描き続けた
「ヘルガ」シリーズなどがあります。


■続きはこちら >>>
 http://questory.keikai.topblog.jp/blog/121/10012717.html

■株式会社クエストリー ホームページはこちら >>>
 http://www.questory.co.jp/

 *      *      *

美術関連、かなり弱い私(なにか強いところはあるのか…)としては、芸術
のわかるかたを、非常に尊敬します。造詣の深い櫻田さんのご投稿、今後が
非常に楽しみです。

櫻田さん、これから事務局一同、お役に立てるよう努力して参ります。
 
そして、企業のブランディングを手がけておられる櫻田さんには、まことに
虫の良いお願いですが、私ども事務局にご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お
願い申し上げます。
 
これから、どうかよろしくお願い申しあげます!
 
                                   (編集部・酒井俊宏)
     


┌─┐
│3│ 今月のお題 (1月23日~2月19日)
└─┘────────────────────────────────────────────

【社員の“戦闘力”を上げるには】

戦略・戦術、商品などで差別化がはかりにくい時代だといわれます。ではど
こで差がつくのかというと、「人」だとおっしゃる識者、経営者は少なくあり
ません。それは、いわば個々の社員の現場での「戦闘能力」の差といえます。
 
いちいち上司の判断を仰がずに自分の意思で対応でき、会社全体の利益を考
えながら動ける、そんな社員を育てるために、トップはなにをすべきか、ど
のような姿勢で部下指導にあたるべきなのか、ご意見・お考えを綴っていた
だけたら幸いです。

                                   (編集部・酒井俊宏)


┌─┐
│4│ 今週のお題(1月23日~29日)のお題
└─┘────────────────────────────────────────────

【オバマ大統領演説で感じたこと】

すでにコクホーの庄山悟さん、小高莫大小工業の小高集さんが書いてくださ
っています(下記URLをご参照ください)が、アメリカ合衆国オバマ新大
統領の演説を映像でご覧になったかたは多いと思います。
 
大統領戦を含めた彼我の政治形態の違い、国民の盛り上がりかたや、オバ
マ氏自身の演説力など、いろいろ感じるところがおありかと存じますので、
それをぜひブログで綴ってみてください。

■コクホー 庄山悟さんのブログ >>>
 http://kabankokuho.keikai.topblog.jp/blog/100/10012724.html

■小高莫大小工業 小高集さんのブログ >>>
 http://next30.keikai.topblog.jp/blog/102/10012721.html

 *「今週のお題」「今月のお題」について、ブログでお書きになった方は、
お手数ですが、編集部ブログの「今週のお題」「今月のお題」のそれぞれ最新
記事にトラックバック下さるか、コメントで「○月○日の記事で書きました」
とお知らせ下さいますよう、お願い致します。できましたら、他の読者の方が
すぐジャンプできますので、トラックバックを貼って下さい。

                                   (編集部・酒井俊宏)


┌─┐
│5│ 編集記者・酒井の「こんな社長さんに会ってきました!」
└─┘────────────────────────────────────────────

経営者会報編集部・酒井が社長さん・識者のかたに取材させていただいた際
に感じたこと、感心したことなどを中心に綴っています。最新の日記は、リ
ングアンドリンクの金丸信一さんです。

 http://sakai.keikai.topblog.jp/blog/a/10012704.html

                                   (編集部・酒井俊宏)


┌─┐
│6│ 経営者会報アーカイブ
└─┘────────────────────────────────────────────

過去の経営者会報のアーカイブを更新しています。

・経営者が選んだ名言 
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・異能経営者がゆく!
 http://inou.keikai.topblog.jp/

・シリーズ告白
 http://kokuhaku.keikai.topblog.jp/

・経営者会報ブロガーのご紹介
 http://toujyou.keikai.topblog.jp/

                                   (編集部・酒井俊宏)


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          ◆◆  事務局からのお知らせ  ◆◆
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┌─┐  経営者会報ブログ道の「寄り道茶庵」  ‥∵‥∵‥∵‥
│7│  つないでゆくもの 
└─┘────────────────────────────────────────────

都合により、今週は休載します。


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2009年01月28日(水)更新

【久米信行新刊】Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ

10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。



Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
A1-4:一言にまとめよう!よく聴いて、ブログで補おう!


 「あなたの言いたい事を一言で言うと?」
 「なぜ?」


 大学で師事したゼミの恩師 平野絢子先生は、いつも、この2つの質問だけで学生たちを問い詰めていました。暗記するだけの試験勉強や、参考文献丸写しのレポートに慣れて、自分の頭で考えることをしなかった私は、答えられずに絶句するのが常でした。

 この2つの質問に簡潔な一言で答えられれば、そして答えが借り物ではなく自分自身で考えた内容であれば、たとえ幼い回答でも先生は褒めてくださいました。そんな2年間の脳トレーニングを経て、私は自分の言いたい事を伝えるための「シンプルな成功法則」に気づきました。
1)まず最初に、言いたい事を一言で言い切る

 多くの人は、言いたい事を伝えるためには、背景や前提などを長々と説明する必要があると考えています。しかし、その涙ぐましい努力はむしろ「逆効果」となる場合も多いのです。悲しいかな「言いたい事をわかりづらく」しているかもしれません。

 ですから、口下手な人でも心配する必要はありません。多くの言葉を使って長い文章を連ねても、ストーリーの組み立てや文章表現に工夫しても、言いたい事が伝わるとは限らないからです。それよりも、いかに「簡潔な一文」で結論だけを言うかに頭を使えば良いのです。

 慣れないうちは「私は賛成(反対)です」とか「私は好き(嫌い)です」などと単刀直入に意志を伝えるだけでも構いません。実のところ、自分の立場を「冒頭で堂々と言う人」は意外に少ないものです。だからこそ相手の印象にしっかり残ります。


2)理由は結論の後で、なるべく簡潔に伝える

 一言で結論を言ったら、あとはその理由を一文で添えるだけで構いません。その理由も簡潔な文章であればあるほど良いでしょう。

 例えば、「私は賛成です。当社の○○に関する強みが生かせるからです。」と言うだけで、結論と理由を合わせても「ごく短い時間」で伝えることができます。

 自信がない人や要領を得ない人ほど、長い文章を継ぎ足したくなるものです。しかし、最短の文章で伝える人こそ「頭がいい」と考えるリーダーが多いと心得ましょう。

 また、理由が複数ある場合には、例えば「その理由は3つあります」と冒頭で伝えましょう。その上で、「まず第1の理由は...」と箇条書きのように一文ずつ挙げるのです。そうすれば、相手は「耳で聞くだけ」でも「目で見るか」のように理解できるはずです。そして「頭がいい」という印象を短時間で持っていただけるようになるでしょう。


3)聴き上手になって、ここぞという時に質問と反復

 口下手な人ほど、話す事に意識を集中し過ぎて、聴く事がおろそかになりがちです。

 しかしながら、自分の言いたい事を伝えたければ、まずは相手の話をよく聴くことが大切なのです。多くの人は、自分の話を真剣に聴いてくれる相手にしか、心を開いてくれないからです。

 ですから、短く自分の意志を伝えたら、その後は、自分の発言をいったん忘れて、その感想に真剣に耳を傾けましょう。そうすれば、話し相手が、自分に関心があるか、どんな印象を抱いたかもわかるはずです。

 相手の話に耳を傾ければ、自然に興味がわいてきて質問したいことも浮かんでくるはずです。その質問を短く投げかければ、さらに真摯なメッセージが返ってきて、コミュニケーションが深まっていきます。もちろん、相手が自分に一番伝えたいメッセージについては、深くうなづいて反復いたしましょう。

 そうすれば深く共感してくれたお返しとして、みなさんが伝えたいメッセージにも、きっと耳を傾けてくださるはずです。


4)うまく言えなかったこと、言い足りなかったことはネットで補足

 とはいえ、面談時間には限りがあります。

 聴き上手になれば、相手の話がますます盛り上がりますので、逆に言い足りなかったことも増えるはずです。あえてその場で口を挟んで、自分の意見や経験を長々と展開すれば、逆に相手の気分を害することにもなるでしょう。

 そんな時は、お礼メールかお礼状をお出しする中で、しっかり補えば良いのです。口下手でアガリ症の人にも、この方法はおすすめです。

「先日は、楽しくて有意義なお話をありがとうございました。実は私も○○について深い関心があり、ブログでもご紹介しております。よろしければご笑覧ください。」

 こうして「写真入りのブログ」で自分のことを知っていただく方が、面と向かって話し言葉だけで伝えるよりも、はるかに楽で効果的なのです。

***

 よく聴いてみれば、テレビやラジオに登場する有識者も含めて、熱弁を振るっているのに「賛成」か「反対」かが不明瞭な人も多いことに気づくはずです。本人は雄弁だと自信があっても、実は、わがままで優柔不断な「時間どろぼう」なのかもしれません。

 ですから「言いたいことを伝えるのが苦手」だと思っている人は幸せです。ネットも活用した「省言葉×省気遣い×省エネルギーのコミュニケーション」を身につければ、労せずして相手と仲良くなって自分らしさも伝えられるからです。

 今こそ、なるべく短い言葉で伝えて、良く話を聴く事で、話し相手の満足度を最大限に高める「苦労ミニマム×効果マキシマムのコミュニケーション達人」を目指しましょう。 


【バックナンバー】
 ◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
 ◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
 ◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
 ◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
 ◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
 ◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
 ◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
 ◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
 ◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
 ◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
 ◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
 ◎Q2-6:評価軸がわからない
 ◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない

久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部  

2009年01月22日(木)更新

【久米信行新刊】Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ

10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
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Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
A1-3:笑われる人ほど伸びる3つの秘密を知ろう


 「こんなこともできないのか?」「夢のような話ばかりして!」


 どんな理由であれ、勇気を出して行動したのに、その結果を人に笑われれば「へこまない人はいない」でしょう。

 しかし、私の半生を振り返れば「笑われたことこそが明日の糧になっていた」と実感するのです。それどころか「笑われるようなことだからこそ挑戦する価値がある」「笑われる人ほど大きく伸びる」と言っても過言ではないでしょう。

 人にさんざん笑われた後、5年後10年後に「笑った人を見返した経験がある人」なら、きっと賛同してくださるはずです。ここで「笑われるほどに強くなる3つの秘密」について考えてみます。
1)笑われることがバネになって勉強をする

 勉強不足や経験不足で初歩的な失敗をした時には、先輩になじられたり、同僚に笑われたりすることが多いでしょう。この時の悔しさや口惜しさは味わった人でなければわかりません。

 私も、大学教授やITスペシャリストが集う経営情報学会に誘われた当初は、飛び交うIT用語や経営用語の意味が、ほとんどわからない状態でした。基礎知識も経験もない若輩の中小企業経営者見習いにとっては、まさに場違いな「プチ修羅場」でした。今でも赤面するような恥ずかしい思いもたくさんしたのです。

 しかし、笑われた時に湧き起こる「こんな失敗は二度と繰り返さない」「いつか笑った人に一泡吹かせたい」という原始的な感情こそが「学びの原動力」になったのです。試験で点を取るための一夜漬けではなく、いつか学会のメンバーと対等に議論を交わせるような勉強をしたい。そんな実践的な底力を身に付けるべく、すごいと思う先生の真似をしたり、読書やネット検索を通じて勉強をしました。

 そんな積み重ねの結果、いつしかIT関連のコラムや本を書くまでになれました。そして、地元の商工会議所のIT分科会長や大学の講師を勤める縁にも恵まれたのです。

2)新しい可能性を秘めたことほど笑われる

 いつの時代でも、次代を拓く新しいものごとは、半ば変人と呼ばれるようなイノベーターによって始められることが多いものです。ビートルズの名曲「Fool on the hill」は、地動説を唱えたがために嘲笑されたコペルニクスを主人公にしているそうですが、昔も今も改革者は笑われて当たり前なのです。

 例えば、1996年に私がオンラインショッピングの新規事業を始めた時には「遅い回線、少ない顧客、画像なし」という三重苦もあって、時期尚早と笑われたものです。しかし、もしも、このタイミングで始めていなければ、日経インターネットアワード等を受賞したり、マスメディアで注目してもらえることもなかったでしょう。

 同じように、安価な中国製Tシャツがあふれてデフレが進行している最中に、オーガニックコットンなど地球環境に配慮した高価格商品に取り組んだ時も大いに嘲笑されました。ところが、その努力が実って、今では環境問題に取り組む企業やNPO法人から評価をいただいています。

3)それでも笑わない生涯の師匠や仲間が見つかる

 将来に意味を持つ新しいものは、一見すると怪しくいかがわしく見えて笑われがちです。しかし、未来を見通すリーダー層は、イノベーターの奇行の中に「新たなビジネスチャンス」を見いだすものです。

 ですから、みんなが笑う中でも、真剣に話を聴いてくれる人、叱咤激励してくれる人がいたら、その人こそ生涯の師や仲間と呼べる最有力候補かもしれません。考え方によっては、大多数の笑う人たちがいるおかげで、真のパートナーが見つかりやすいとも言えます。

 例えば「失われた10年」における私たちの挑戦を、多くの人たちが笑いました。しかし、環境品質と文化品質を追究した「日本でこそ作り得るTシャツ」を「インターネットで広める」という挑戦を笑わない人もいました。そして、ずっと応援してくれる縁者にも恵まれました。

 こうしたありがたいご縁も、「笑われることを厭わない挑戦」なくしては、「大多数の笑う人の存在」なくしては、育まれなかったのです。


【バックナンバー】
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 ◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
 ◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
 ◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
 ◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
 ◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
 ◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
 ◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
 ◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
 ◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
 ◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
 ◎Q2-6:評価軸がわからない
 ◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない

2009年01月17日(土)更新

【久米信行新刊】Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い

10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
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Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
A1-2:師匠の10年後の評価と、自分と子孫の50年後の評価だけ気にしよう


 「がんばっているのに、周りの人が認めてくれない。」「成長しているはずなのに、評価してもらえない。」

 こうした寂しいやるせない気持ちは、誰もが多かれ少なかれ抱いたことがあるでしょう。

 驚く事に、功成り名を遂げた敬愛する先輩でさえ、「誰もわかってくれない」という孤独感に襲われることがあるそうです。ひょっとすると、成功したがために、うわべだけ褒められたり、利用しようと近づく人たちに悩まされたりするからかもしれません。

 ですから、まず大切なことは「周りに評価してもらえない」と悩んでいるのは「自分だけではない」と知って安心することです。
 もちろん、私もいまだに同じ悩みを抱えています。特に家族や社員など、近くにいる人ほど私を低く評価しているのではないかと、ふと怖くなったり寂しくなったりすることがあるのです。

 よく考えれば、身内にほど評価が低くなりがちなのは、仕方がないところがあります。

 昔からいつも近くにいるので、1)ありがたみがない 2)変化に気づきにくい 3)過去からの固定観念で見がち 4)欠点も知っているので相殺されやすい 5)近親だからこそ愛憎や嫉妬がからみやすい といったことが主な理由でしょう。

 むしろ、ふだんは顔を合わせないメールだけのおつきあいのネット縁者の方が、高く評価してくださることも少なくありません。

 ですから、身内の評価ばかりに過敏に反応して、一喜一憂する必要はないでしょう。

 多くの人に認められたい、身内に認められたいと思う前に、私が目指していることがあります。それは、師と仰ぐ人たちに認められることです。人生の目標としている師匠から評価されることこそ、どんな社会的な賞賛にも勝る「飛び切りの喜び」だと知ったからです。

 もちろん、人生の師と呼べような達人であればあるほど、簡単に褒めてはくださらないでしょう。むしろ見込みがあると思われるほど「人より厳しく叱咤される辛さ」を味わうかもしれません。認められるまで10年20年とかかることもあるでしょう。

 しかし、師匠の透徹した目は、大きな愛情の光を放ちながら、弟子の進化を見つめ続けるはずです。だからこそ、時に厳しい評価に震えながらも、一方で安心してライフワークを追究しつつ自分を磨くことができるのです。

 ですから、今すぐ多くの人に評価されようと、焦ったり悩んだりする必要はありません。自分を理解し育ててくれる師匠が見つかったら、いつか認められる日を夢見て、素直に我慢強く教えを実践していきましょう。

 それでもめげそうになった時、私は自分にこう言い聞かせます。

1)何より自分で自分に拍手を贈れるような生き方をしよう。自分が成長すれば評価の基準も厳しくなるから、50年後、何より死の直前の自分に褒められる生き方をしよう。

2)オンリー1の仕事をやり遂げ、長く語り継がれる人は、評価されるまで時間がかかった人が多い。生前に評価されなかった人さえも多い。だから、あえて今すぐは評価されないような、50年後の子孫にやっと評価されるような「新しいこと」「意義深いこと」をしよう。


【バックナンバー】
 ◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
 ◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
 ◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
 ◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
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 ◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
 ◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
 ◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
 ◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
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 ◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
 ◎Q2-6:評価軸がわからない
 ◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない

2009年01月16日(金)更新

コムMAGA vol.141

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【ブランド力向上に貢献いたします】

みなさん、こんにちは。
経営者会報ブログ編集部の大西です。

前号でもお知らせしましたが、今年の経営者会報ブログの課題として、会員
のみなさまのブランド力の向上に、これまで以上に貢献したい、と考えてお
ります。

昨年は会員のメディア露出が相次ぎました。テレビ・新聞関係者によれば、
取材先を見つける方法としてネット検索を利用する頻度が飛躍的に高まって
いるそうです。

記者の年齢も若返っていますので、「足で稼ぐよりも効率重視」というのも、
わかる気がします。

その点、ブログはSEO対策に効く、といわれます。みなさまが日々記事を更
新されてきた蓄積が、メディアに見つけられやすい状況を作り出したのだと
思います。

私ども編集部・事務局としても、会員のみなさまの取材実績を随時ご紹介す
るとともに、メディア露出をサポートできるしくみを提供したい、そんな構
想のもと、新たなサービスを用意できないか、思案しているところです。

また、ブランド力向上という意味で、最も効果が高いのは「出版」でしょう。
当ブログ発の書籍は重版率75%と異常な打率(?)を誇っておりますが、今
年もみなさまのブログを拝見しながら、「この切り口なら単行本になる!」
と感じた折には、個別にご提案させていただくつもりです。

そのテストケースとして、久米信行さんが『すぐやる! 技術』に続く単行本
の原稿を<事務局ブログ>内で執筆されることになりました。詳しくは、下
記URLよりご覧ください。
 http://office.keikai.topblog.jp/blog/k/index.html

新着記事の中で【久米信行新刊】というタグを見つけたら、その原稿である
証(あかし)です。よろしければコメントやトラックバックを入れてくださ
い。

なお、当事務局では「ブランド力向上」にさらに貢献できるよう、会員のみ
なさまにご意見を聴く機会を設ける予定です。

改めてご案内差し上げますので、ご協力のほど、よろしくお願い致します。

これより、「経営者会報ブログ」コム第141号をお届けいたします。


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 <必読! ブロガーズNEWS>
 (1)【お試し利用の方がさらにお一人】
     新たなブログが続々立ち上がっています!

 <編集部からのお知らせ>
 (2)【明大生との毎週一問百答】
     09年最初の質問は特別バージョンです!
 (3)今週の“ブログ PICK UP”
    【東京彫刻工業の花輪篤稔さん】
 (4)今月のお題
    「自分の『器』を広げるためにしていること」
 (5)今週のお題
    「『朝型』ですか、それとも『夜型』ですか?」
 (6)編集記者・酒井の
    「こんな社長さんに会ってきました!」
 (7)経営者会報アーカイブ

 <事務局からのお知らせ>
 (8)連載・事務局Present's
    経営者会報ブログ道の「寄り道茶庵」 第87回‥∵‥∵‥∵‥∵
    つないでゆくもの (3) 時空を超えてゆくもの。

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          ◆◆  必読!ブロガーズNEWS  ◆◆
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┌─┐ 【お試し利用の方がさらにお一人】
│1│  新たなブログが続々立ち上がっています!
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昨年末から今年にかけて正式入会された、宮田昌彦さん、松田淳さん、そし
て花輪篤稔さんが、意欲的にブログを更新してくださっています。カメラマ
ン、企業再生士、老舗メーカーの三代目、とキャラクターは全く違う方々で
すが、それぞれとても面白くてしかも含蓄があり、読み応えは十分です。

★株式会社エムツーフォトCEO 宮田昌彦様
 http://m2photo.keikai.topblog.jp

★株式会社フライ・ハイ 空飛ぶ企業再生士 松田淳様
 http://kigyosaisei.keikai.topblog.jp

★東京彫刻工業株式会社 花輪篤稔様
 http://tocho.keikai.topblog.jp/

さらに、新たに「お試し利用」の方がブログを立ち上げられました。

☆株式会社アーネスト 西澤彰一様
 http://arnest.keikai.topblog.jp/

さっそく、同社のWebサイトを訪問したところ、紳士靴のオンラインショッ
プ【Amy&Scott - エミー&スコット】を運営されているようです。「4E・5E
幅広・甲高のひとのための」とあえて顧客層を絞っていますが、これが私に
うってつけなのです(笑)。

さっそく、事務局特権で2回目のブログに「自分に合う靴はどうやったら見
つけられますか?」とコメントを入れたところ、近いうちにご回答いただく
旨、約束してくださりました。今後の更新が、とても楽しみです(笑)。

みなさまもぜひブログをご一読いただき、よろしければコメントやトラック
バックを入れてあげてください。

よろしくお願い致します!

                                   (事務局・大西啓之)


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          ◆◆  編集部からのお知らせ  ◆◆
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┌─┐ 【明大生との毎週一問百答】
│2│  09年最初の質問は特別バージョンです!
└─┘────────────────────────────────────────────

毎週、経営者ブロガーのみなさまにご協力をいただいている【明大生との毎
週一問百答】は、「経営者会報ブログ」プロデューサー・久米信行さんの明
治大学商学部講義「ベンチャービジネス論(前期)/起業プランニング論(後
期)」とのコラボ企画です。

※久米さんの講義ブログはこちらから。
  └→ http://blog.canpan.info/meiji_venture/
 
今週は通常の質問から離れて、おなじみ久米信行さん明大講義の番外編とし
て「天野敦之と久米さんのトークセッション」(1月8日開催)で出題された
3つの質問をピックアップしてみました。少し長くなりますので、そのうち
の1問のみを掲載します。

<質問>─────────────────────

 私は人を幸せにする価値を生み出すからこそ、
 会社は利益を得られると考えていますが、
 世の中には、人の幸せを考えるよりも目先の利益、
 という会社が多いのが現実です。
 そうした会社が、今回の金融危機で行き詰まる
 ことによって、人を幸せにする価値を創造する
 ことの大切さに気づく人が増えると思っていますが、
 この幸せと利益の関係について、
 ご意見を聞かせて下さい。
          (公認会計士 天野敦之さん)
 
─────────────────────────
 
▼質問の全文を含めて内容の詳細はこちら▼
 http://editors.keikai.topblog.jp/blog/g/10012479.html

1月16日(金)13時現在で、3名の方が回答を寄せてくださりました。印象
的なフレーズを抜粋しながら、ご紹介しましょう。

▼教育基礎研究所 中川社長▼
「今すぐにできることは、『幸せな気持ちにさせる』ことだと思います。
今年も来年も会社が継続できるかどうか? そこには何の保証もありません
が、仕事を通じて、お客様や従業員を『幸せな気持ち』にさせることはでき
るのではないでしょうか。」
■詳しくはこちら >>>
 http://kisoken.keikai.topblog.jp/blog/10012492.html

▼コクホー 庄山社長▼
「弱肉強食を旨とする厳しすぎるビジネス社会の掟の中で、あらゆるリスク
を背負い犠牲を払ってアメリカ製の大型洗濯機に放り込まれたような日々で、
もがき苦しみながらも1円でも多くの利益を掴み取ろうとする姿勢がなぜ否
定されないといけないのか私には理解できません。」
■詳しくはこちら >>>
 http://kabankokuho.keikai.topblog.jp/blog/102/10012495.html

▼京都工芸 寺田社長▼
「一番近い方を幸せに感じるよう心がける基本がぶれると、お客様にきれい
事を言おうが、業績悪化の原因となっていくと思っています。信頼をお寄せ
頂くのは商品でも価格でもなければ、企業の器でもない。日々の家族や社員
や近隣の方々や仕入れ先を大切に思う心。そうすることによってお客様への
本当の意識も目線も繋がっていくのではないでしょうか・・・。」
■詳しくはこちら >>>
 http://makasetaro.keikai.topblog.jp/blog/b/10012541.html

         -●-          -●-

これらお三方のほか、トークセッションに参加してくださった“久米信行さ
んの師匠”でエッセイスト太田空真さんも「チーム3ミニッツ」ブログで、
質問に答えてくださっています。
■詳しくはこちら >>>
 http://blog.canpan.info/t3mg/archive/97

それぞれ賛否両論があると思いますが、私は天野さんのラディカルで素朴な
問いかけに対して、日々利益の確保を求めてビジネスシーンで格闘する社長
さんたちが、それぞれの思いをストレートに語ってくださったことが、とて
もうれしかったです。

利益を出すのが難しい時代だからこそ、どんなプロセスで収益を上げ利益を
確保していくのか、会社、経営者、社員それぞれが問われています。そう考
えれば、一つひとつの仕事を、コミュニケーションを大事にしていく、そこ
から始めることしかありません。

お金を稼ぐということから、誰も逃れることができないのですから。

なお、このトークセッションの模様を、臨時編集部員に任命した前川健輔が
レポートしております。よろしければ、下記URLよりご覧ください。
 http://editors.keikai.topblog.jp/blog/g/10012622.html

本企画は明大生以外の学生さんはもちろん、一般の方からの質問も大歓迎です。

「現役経営者に、ぜひこれを聞いてみたい!」
というテーマがありましたら、下記のメールアドレスまでご一報ください。

〔送信先〕→ blog@njg.co.jp

みなさま、何とぞよろしくお願い致します!

                                   (編集部・大西啓之)


┌─┐
│3│ 今週の“ブログ PICK UP”
└─┘────────────────────────────────────────────

今回のお薦めブログは、新たに加わってくださった、東京彫刻工業の花輪篤
稔さんです。
 
 *      *      *

ここ数日、偶然にも島根の方との出会いが立て続けにありました。

昨日は、今や島根を代表する若手リーダー、奥出雲の三澤社長との交流、そ
して本日は、益田市の吉部社長御一行様が来社されその後皆さんとの会食、
なんだか“今年は島根との距離が近くなる”と、勝手に思い込んでいたこと
が、年明け早々現実になり始めたような、そんな気がしています。

■続きはこちら >>>
 http://tocho.keikai.topblog.jp/blog/126/10012612.html

■東京彫刻工業株式会社 ホームページはこちら >>>
 http://www.tokyo-chokoku.co.jp/

 *      *      *

東京彫刻工業さんは、大正8年創業の老舗の刻印メーカーです。
花輪さんは三代目にあたります。すでに示唆に富む記事を、何本もアップし
ておられます。
 
お顔が広く、行動力がすばらしくていらっしゃるのでしょう。テーマも中国
のこと、ものづくりのこと、そしてお子様のこと……と多岐にわたっていて、
そのどれもが、きっと本メルマガ読者のみなさまにとって、ヒントになるの
では、と感じました。
 
花輪さん、これから事務局一同、お役に立てるよう努力して参ります。引き
続きのご投稿を、楽しみにしております。
 
どうかよろしくお願い申しあげます!

                                   (編集部・酒井俊宏)
              


┌─┐
│4│ 今月のお題 (12月19日~1月22日)
└─┘────────────────────────────────────────────

【自分の「器」を広げるためにしていること】

社長の器以上に会社は大きくなれない、とはよくいわれることです。
 
会社を大きくする云々はさておき、ご自身の人間としての幅、社長としての
器を広げるという意味では、その必要性を否定するかたはいらっしゃらない
と思います。むしろ、立派なかたほど、現状に甘んじることなく、人との出
会いや新たな知識を求めておられる印象があります。

みなさまは、自己の幅や器を広げるために、どのようなことをしておられま
すか。具体的な取り組みでだけでなく、心がけておられることでもけっこう
です。ぜひブログで綴ってみてください。

                                   (編集部・酒井俊宏)


┌─┐
│5│ 今週のお題(1月16日~22日)のお題
└─┘────────────────────────────────────────────

【「朝型」ですか、それとも「夜型」ですか?】

素朴な疑問ですみません。

私(=酒井)が取材でうかがっていると、傾向として「朝型」の方、つまり
朝から午前中のほうが仕事がはかどる、と考え、そのようにご自身の仕事を
配分している人が多い印象があります。とはいえ、そういうかたでも深夜ま
で社長業に励んでおられることも多い。
 
みなさんはどちらでしょう? 一番仕事がはかどり、調子のよい時間帯、と
いうことや、その時間におもに何をするのか、ということでもけっこうです。
ぜひブログで綴ってみてください。
  
 *「今週のお題」「今月のお題」について、ブログでお書きになった方は、
お手数ですが、編集部ブログの「今週のお題」「今月のお題」のそれぞれ最新
記事にトラックバック下さるか、コメントで「○月○日の記事で書きました」
とお知らせ下さいますよう、お願い致します。できましたら、他の読者の方が
すぐジャンプできますので、トラックバックを貼って下さい。

                                   (編集部・酒井俊宏)


┌─┐
│6│ 編集記者・酒井の「こんな社長さんに会ってきました!」
└─┘────────────────────────────────────────────

経営者会報編集部・酒井が社長さん・識者のかたに取材させていただいた際
に感じたこと、感心したことなどを中心に綴っています。
 
 http://sakai.keikai.topblog.jp/

                                   (編集部・酒井俊宏)


┌─┐
│7│ 経営者会報アーカイブ
└─┘────────────────────────────────────────────

過去の経営者会報のアーカイブを更新しています。今週は「経営者会報ブロ
ガーのご紹介」で、昨年10月号に掲載された、三元ラセン管工業の高嶋博さ
んと小高莫大小工業の小高集さんがご登場された鼎談記事をアップしていま
す。

・経営者が選んだ名言 
 http://kotoba.keikai.topblog.jp/

・異能経営者がゆく!
 http://inou.keikai.topblog.jp/

・シリーズ告白
 http://kokuhaku.keikai.topblog.jp/

・経営者会報ブロガーのご紹介
 http://toujyou.keikai.topblog.jp/

                                   (編集部・酒井俊宏)


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          ◆◆  事務局からのお知らせ  ◆◆
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┌─┐  経営者会報ブログ道の「寄り道茶庵」 第87回 ‥∵‥∵‥∵‥
│8│  つないでゆくもの (3) 時空を超えてゆくもの。
└─┘────────────────────────────────────────────

ぽっかり、浮かぶ、白寒月。

経営者会報ブログにご縁のあるみなさま、こんにちは!
今日はメルマガが昼間に配信されるようなので、
明るく、Hello!という挨拶にしてみました。

ご挨拶が遅くなりました、事務局の津田です。

先週末、シアターコクーンに野田さんの新作芝居
「パイパー」を見に行きました。

「歴史は、未来に生きる人に必要なものじゃないの?」
劇中の台詞です(記憶があいまいなので、正確ではないですが)

もし、あなたの未来が、
限られているとしたら、どうしますか?
と、ストレートに問われている気がしました。

今まで生きてきている以上、
重くはなくても、重くても、背負っているものも、
もちろん、 それなりには、あるのだと思います。

自分の過ごしてきた時間と経験を全否定せず、
時空を越えて、未来につなぎたいものは、
自分としては、何なのか?

「しゃちょう、そんな便利なタイムマシーンみたいなもん、ありませんで!」
「え、まだ、できてへんかったんか!?」
by サラリーマンNEWA

タイムマシーンやタイムカプセルではなく、
今ここにいる自分が次世代に残せるのは何か。

くさるでもなく、腐らないでもなく、
このあるがままのタマシイ、か。

今週の連想音楽
Royal Straight Flush! by 沢田研二

「聞き分けのない女の」
「もう、あなたなしでは」
「あなたに、今夜は、」
昭和な香りがします。

昭和の香りがしない男が増えてきました。
でも、その方が幸せなのか!

「時の過ぎ行くままに、好みは(お)任せ~」

今週も失礼いたしました。
来週もよろしくお願いできれば有難いです♪

                                   (事務局 津田博史)



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   ▼「経営者会報ブログ」TOP▼
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    http://office.keikai.topblog.jp/
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