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2009年03月15日(日)更新

【久米信行新刊】Q5-3:「認められる自分」で居続けることに疲れる

10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
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Q5-3:「認められる自分」で居続けることに疲れる
A5-3:無分別×無欲の大欲×無作為の作為で行こう


 「いつも人目を気にするのは疲れる」「自分を飾っていてはリラックスできない」


 多くの人に「認められる」ためには、最初のうちは「自分を作る」努力が必要でしょう。だから、「認められる自分」と「本来のリラックスした自分」とのギャップに悩むことがあるかもしれません。

 たしかに、私も、さまざまな職場で、お客様の前と、そうでない時に言葉遣いから人格まで明らかに変わってしまう人を見ました。極端な例で言うと、さっきまでお客様と笑顔で接していたのに、お帰りになった途端ムスッと不機嫌になって周りに当たり散らすような人もいました。

 しかし、今では、そんな人を見ると、逆に「疲れるだろうな」「ストレスがたまるだろうな」と同情したくなります。なぜなら、「認められる自分」が「本来の自分」と一致した「自然体」こそが、身も心も一番「楽」な上、まわりの人たちも幸せな気分にしてくれると知っているからです。

1 無分別:公私混同、オンでもオフでも「和顔愛語」なら疲れない

 今の私は、特別な「認められる自分」を作りもしなければ、「ふだんの自分」と区別もしません。若かりし辛い頃は、無理に笑おうとして疲れもしましたが、今では、いつでも程々にニコニコしているので疲れません。

 さらに、お仕事モードとお遊びモードを分けることもしなければ、大切なお取引先の社長と、偶然立ち寄った食堂のおばちゃんとの接し方も変わりません。

 なぜなら、その方が「楽」で「楽しい」ことに気づいたからです。いちいち場合分けをして接し方を区別していては疲れます。また出会いにも縁にも飛躍的に恵まれているインターネット時代のスピード感についていけません。

 それに、商売になる時だけニコニコしているのは「人として卑しい気分」がしますが、いつでも誰にでも優しい言葉をかけられれば、そんな悩みから開放され、自分に誇りが持てます。

 もちろん、体調や気分が良い時悪い時もありますが、その時はその時で「自然な波」に任せて、ほどほどに笑顔を浮かべます。あえて、調子が悪い時に、無理やり元気を出すと長続きしないのです。

 こうしていつも自然体でいれば、周りの人たちも「裏表の無い人」「いつもニコニコしている人」と「認めて」くれて、結果として対人関係まで楽になるのです。


2.無欲の大欲:目先の自分の利益よりも、大きな夢みんなの夢

 不思議なことですが、「認められよう」とか「のし上がろう」といった欲を無くせば無くすほど「大きな力」が湧いてきます。しかも、そんな「内なる力」に加えて、思いがけない「外からの力」も加わるので、楽で長続きするのです。

 かつて、私にも「儲けたい」「稼ぎたい」といった「自分自身のための目先の小さな欲」を満たそうと、もがいていた時期がありました。おそらく、外から見れば「自分が自分が」としゃしゃりでる「我の強い若僧」に見えたでしょう。

 しかし、そんな時は、なぜか空回りをしていて力が出ず、周囲の協力も得られませんでした。たまたま目先のゴールをクリアしても思ったような達成感が得られず、モチベーションを維持することも難しいのでした。

 ところが、幸いにも、インターネットでお互いを無償で褒め合い応援し合う文化に触れて、目からウロコが落ちました。また、社員を信じて積極的に仕事や情報発信を任せると大いに成長して、それが自分の成長よりも楽しいこともわかりました。

 さらに、最近は、生まれ育った郷里の活性化や、大学高校での講師などの公的なボランティア活動に関わることも増えました。そして、自分より地元、そして未来の子供たちのことを優先すると、思いがけない力が湧いてきたり集まってきたりして、特別な充実感と喜びで満たされることも学びました。

 つまり、自分のためよりは、家族のため社員のため、さらには縁者のため地域のために仕事をした方が、心が満たされて大きな力が湧いてくるのです。そして、目先の利益よりは10年後のことを、さらには未来の子供たちのことを考えて行動する方が協力も集まって、楽しく長続きすると実感したのです。

 無欲の営みを繰り返すと、自分も物心両面で豊かになっていくこともありますが、それはあくまでも結果です。むしろ、無欲の大欲の精神で、みんなの笑顔に囲まれながら力を結集して、新しい挑戦を続けていくプロセス自体が最大の喜びなのです。


3 無作為の作為 自分とみんなが喜ぶことを続けて自動化習慣化

 スキーやギター、ブログやメルマガなどの、生涯続けたいと思っている趣味を通じて、私は多くを学びました。上達のプロセスでは、何度も壁にぶつかりますが、自分とみんなを喜ばせるために粘り強く練習を続けました。すると不思議なことに、気がつけば「意識しなくてもできるように自動化」されてしまうのです。

 さらに、ありがたいことに、一度、体でおぼえこんだものは「習慣化」します。「意識して続ける」というより「無意識に続けられる」ようになり、さらには「続けないと気持ち悪い」とさえ感じるようになります。

 例えば、ジョギングやジム通いを習慣化している人なら、「仕事帰りや休みの日に大変そう」と人からは思われていることが、本人にとって「行かないと気持ち悪い、調子が悪い」ことだと納得していただけるでしょう。

 認められる技術も、一見すると「常に意識して行動する=作為的なこと」に見えますが、実は体におぼえ込ませて「常に無意識で行動できる=無作為的なこと」なのです。

 つまり、いくつかのハードル=新しい技術習得=を超えながら粘り強く続けているうちに、「自動化」「習慣化」されていきます。意識しないでも続くようになればもう疲れません。最初に考えるほど、はた目から見るほど「認められ続ける」ことは大変ではないのです。


【バックナンバー】
 ◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
 ◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
 ◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
 ◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
 ◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
 ◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
 ◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
 ◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
 ◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
 ◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
 ◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
 ◎Q2-6:評価軸がわからない
 ◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
 ◎Q3-2:自分より優秀な人とどう付き合えばよいかわからない
 ◎Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
 ◎Q3-4:うまくメールや手紙が書けない
 ◎Q3-5:相手の気持ちを動かせない
 ◎Q3-6:叱られると凹む
 ◎Q4-1:否定されるのが怖い
 ◎Q4-2:すでにその道で圧倒的な存在がいる
 ◎Q4-3:誰も自分のことを見てくれない
 ◎Q4-4:違う世代の人と話や興味が合わない
 ◎Q4-5:周りの反応がない
 ◎Q4-7:実力をつけてからデビューしたい
 ◎Q5-1:もともと前に出るような性格ではない
 ◎Q5-2:努力しても結果が出ない


久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部  

2009年03月13日(金)更新

【久米信行新刊】Q5-2:努力しても結果が出ない

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Q5-2:努力しても結果が出ない
A5-2:基本は「大忍」、時々「天地人」の運と縁も見直す


 「いくら努力を重ねてもゴールが見えない」「結果が出ないとやる気がなくなる」


 せっかく「すぐやる技術」を駆使して挑戦したのに、ずっと努力を続けているのに、なかなか成果がでないこともあるでしょう。そんな時は、せっかく高まった気持ちも萎えてしまいがちです。

 私は、過去の経験から学んで「結果が出るまでの時間は、かなり長くかかる」と考えるようにしています。例えば、イノベーターに影響されて「いち早く始めたこと」なら、一通りできるようになるには3年、成果をあげて収穫するには10年かかると心しているのです。

 松下幸之助翁の言葉を借りるなら「大忍」の境地で、素直な心で成功するまで続けるということになるでしょう。

 しかし、気を持ち直すため、努力の効果を加速するために、「天の時」「地の利」「人の和」について定期的にチェックして、この3つの力を活用していく努力も重ねるといいでしょう。

1.天の時:今はどのステージにあり、何をすべきか?

 そもそも、努力を重ねるべき時と、努力しなくとも成果が出る時があるのです。もともと成果が出ない時に、それを悩んでいても仕方がないのです。ですから、まずは「天の時」を知る努力も必要です。
 
 例えば、新しいことを始めた場合は、前述したイノベーション普及学の観点で考えてみます。今はイノベーターやリーダー層にだけ普及していて、まだ一般の顧客層に知られていない段階なのか、それとも既に一般顧客層にまで十分に普及している段階なのかで、努力の仕方と成果の出方が変わってきます。まだ普及前の段階であれば、むしろ目先の成果を焦らずに地力をつけることが大切です。将来に向けて商品、サービスの開発や、新チャネル、パートナーの開拓を着々と進める方が、後々大きな収穫につながるわけです。

 また、自分一人の努力ではいかんともしがたい「景気の循環」についても考えて、新しい波に乗る必要があります。どんなにがんばっても景気の谷にある時には、成果が出づらいものです。こんな時に成果を急いで、悩んでいてもしょうがありません。本来は、次の上昇局面で大きな成果をあげられるように、水面下の努力を重ねるべき時でしょう。


2.地の利:自分たちの立ち位置はどこで、何をすべきか?

 いくら天の時が巡ってきたとしても、自分の所属する団体の業界上の地位や、そこでの立ち位置、担当業務や地位・役職が良くなければ、成果は得ることができません。そこで、「地の利」を知る努力も必要です。

 例えば、就職や転職を考えている人であれば、自分がやりたいことが実現でき、能力を最大限に生かせ、さらに将来稼げる潜在的な長所を持つ企業を知ることが第一です。その企業に入るためには、どうすべきか、ピンポイントの努力をすべきでしょう。

 また、既に企業に属している人であれば、社内で「自分にふさわしい場所」に人事異動できるための努力が重要です。それは、現在の部署で成果を挙げ、人事部に希望を出すだけではありません。忙しくとも積極的に社外の勉強会にも参加し、人脈を広げ、ネットでも発信をして、社外での評価と実績を勝ち得ることも大切なのです。それが、上司や同僚に認められるばかりでなく、経営陣の耳にも入るぐらいの努力をしたいものです。


3.人の和:次代を拓く人たちと、公私を超えた親交を結ぶ


 天の時、地の利に恵まれたとしても、実際に新しい風を起こすのは人の和です。どんな優秀な人でも、一人で成功できるほど世の中は甘くはありません。ですから、成果が出ない駆け出しの時、踊り場の時にこそ、社内外を問わず人の和を結ぶ努力が必要です。

 まずは、社外での師弟関係とパートナーシップ構築が大切でしょう。天の時にも地の利にも恵まれていない時こそ、師匠や先輩は「将来の夢に共感して行動しはじめる若者」を歓迎してくれます。そして、海のものとも山のものともわからない頃から一緒に勉強して、苦楽を共にした同志は、会社の壁を超えて良いパートナーになるはずです。

 さらに、社内で志を共にするチームビルディングをしなければなりません。まずは、今所属する部署で、最も上司や部下の話を最も真剣に聞く人になって、ファンを増やすことから始めましょう。同時に、将来の上司を選ぶべく、最も情熱と実力のある人に、自分のやりたい事を語り続けます。未来の同僚や部下を選ぶべく、同期会や社内のイベントでも、新しく起こりそうなトレンドと自社で打つべき次の手を熱く語る努力が大切です。


***

 つまり、努力には、自分一人でできる内面的な努力に加えて、自分だけではどうしようもない外面的な努力があるのです。ともすれば見失いがちな「天地人」の波を知り、その波に乗りながら新しい波を起こす努力をすれば、機運が高まるほどに成果を手にすることができるでしょう。 


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2009年03月12日(木)更新

【久米信行新刊】Q5-1:もともと前に出るような性格ではない

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Q5-1:もともと前に出るような性格ではない
A5-1:これからは内気なオタクがはじける時代


 「人前で話をするのが苦手」「プレゼンなんて面倒」


 認めたられたいとは思っていても、人前にしゃしゃりでるのは得意でないという人も多いでしょう。どんな時も目立つ事を厭わずに明るく振るまう同僚を見て、「自分とは違う」と思いつつ「うらやましい」と思ったことがあるかもしれません。

 しかし、心配は要りません。この10年間、私自身が認められてきたプロセスで、最も大きな役割を果たしたのは「ネット上での発信」だったからです。人前で堂々とプレゼンや講演をしなくとも良かったのです。言わば、慣れ親しんだ自分の仕事場や部屋に「引きこもって」リラックスしながら人づきあいをしてきたわけです。

 また、私が講師を勤める明治大学「ブログ起業論」で気づいたことがあります。いわゆる、明るくていつもグループの中心にいるような「お調子者」の学生は途中で脱落し、どちらかと言えば内気で人前で話すのが苦手な「オタクっぽい学生」が完走して、見違えるようなプレゼンターになるのです。

 人前であいさつもろくにできなかったような学生が、わずか1年足らずで別人になり、3分間の最終スピーチを原稿なしで7分も話せるようになるのはなぜでしょうか?

1.前に出る性格よりも、胸に秘めた「大好きなものやこと」が大切

 私が提唱している「ブログ起業論」は、1年間、自分の大好きなものやことを「ブログでPR=ネット行商」をし続けて読者を増やし、最後に「一番会いたい人=尊敬している企業経営者や有名人」に会いに行くというものです。ブログのテーマは、ラーメンであれサッカーチームであれ、はたまたアニメであれ、何でもかまいません。

 こんなに簡単で楽しく、また将来役立つプログラムは無いと思ったのですが、悲しい現実に特面しました。毎年の完走者は10人前後で、受講生が1/6に減ってしまうのです。

 学生にとって一番の難関は、「大好きなものやことがない、見つからない」ということなのでした。生まれつき多くの物に囲まれ、あふれる情報にさらされてきた反動かもしれません。物欲、食欲、性欲...すべてが希薄で無気力にさえ見えます。

 そんな中で完走する=伸びる学生は、人に言えない「大好きなものやことがある人=オタクっぽい人」なのです。つまり、本当は発信したい「ほれ込んだ何か」を胸の奥に秘めている人たちです。

 逆に、「先生好きなものが見つかりません」と言ってくる学生は、どちらかというと、人前でのコミュニケーションが得意そうに見える「前に出る性格の人」なのです。目先、楽しく過ごせるから、何か1つのものを味わいつくして「探求する心」が足りないのかもしれません。


2.ネットで発信して読者ができ、ほめられれば「人が変わる」

 心に好きなものがあれば、あとはそれを広く伝えて、仲間を作るだけのことです。インターネットが普及する以前なら、それは大変難しく、お金と勇気がいる事でした。

 しかし、私の教え子たちは、日本財団の公益サイトCANPANブログを活用して、無料で、わずか1時間ほどで自分のメディアを開設して発信を始めます。クラスやゼミの仲間には話しづらい趣味であっても、ひそかにブログで発信するなら緊張する必要は要りません。

 自分の周囲には同じ趣味の人を見つけられなくとも、ブログで日本全国に呼びかければ、必ず何人かは共感してくれる仲間が見つかるものです。たとえ数が少なくとも同志が見つかって読者になってくれる、さらにはコメントまでもらえるようになると、教え子たちは変わります。

 思い切って発信したことが認められると「自分は変わっているわけではない」「発信すれば興味を持ってくれる人がいる」と自信を持てるようになるのです。


3.好きなものを発表するから素直に学べて、場数を踏める

 次の難関は、人前の発表です。私の講義では、2週に1度は、自分のブログ=好きなものやことについて発表します。もちろん、最初はしどろもどろです。

 しかし、意外にも身近なクラスメイトの中にも、自分の趣味に興味を示してくれる人、受け入れてくれる人がいることを、発表者は実感します。お互いの隠れた趣味を語り合うような、深いコミュニケーションをしていない学生も多いので、新しい発見があって面白いのかもしれません。
 
 さらに、講師の私が、彼らのブログを講義で絶賛します。たとえどんな趣味であれ、1つのことを究める「オタク気質の人」を敬愛しているからです。私も真摯な興味をもって、ひとり一人の世界を味わおうとします。 

 すると面白いもので、どんな人でも「好きなものごとを、わかってくれそうな人に話す」時には「言葉に力が生まれる」のです。うわべだけのプレゼン上手の言葉が、空しく聞こえるほどです。

 あとは、細かいテクニックを身につけつつ、場数を踏んで洗練させればいいだけです。毎回の私の講義や、友人たちの発信や発表から学んでいけばいいでしょう。

 自分を発信する拠点であるブログを充実させたい、発表でもっと深く伝えたいと思えば成功です。コミュニケーションが苦手だと思っていた人ほど「素直に粘り強く学ぶ=成長する」のは不思議なことです。

***

 インターネットで気兼ねなく発信でき、しかも十人十色で「好きなものごとを持つ人」が珍重される現代。この時この場に生まれた私たちは幸せです。「前に出る性格」がなくとも、十分に「認められる」ことができるからです。自分の好きなものやことを静かに発信し続けるうちに、気がつけばプレゼンやコミュニケーションが上手になるのです。


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 ◎Q4-7:実力をつけてからデビューしたい


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2009年03月11日(水)更新

【久米信行新刊】Q4-7:実力をつけてからデビューしたい

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Q4-7:実力をつけてからデビューしたい
A4-7:いつでも実力以上のチャレンジが自分を磨く


 「まだ自分には挑戦する資格がない」「勝てそうになってからデビューする」


 既に実戦で活躍している先輩やライバルの実力と、今の自分を見比べると、どうしても尻込みしがちです。もうちょっと勉強して、経験を積んでから、新しい挑戦をしたいと思うのも無理ありません。

 しかし、そんな想いをいただいていては、せっかくの実力を伸ばすチャンスを逃してしまいます。

 私が、これまで見舞われてきた「プチ修羅場」の数々は、単に景況が悪いという逆境だけではありませんでした。常に、私にとって「一見できそうもないこと」さらには「まだスキルが身についていないこと」に向き合って格闘しなければならなかったのです。

 今、考えれば、こうした無茶にも思えた「背伸びしたチャレンジ」こそが、予想もしない自分の潜在能力に気づき、伸ばしていくための貴重なきっかけだったのです。

 だからこそ、「自分には早過ぎる」と思ったときこそが、むしろ挑戦する「絶好の機会」なのです。

1.実力よりちょっと上の挑戦が自分を磨くのに役立つ

 もし、今の実力相応、さらにはそれよりも簡単な仕事ばかりを繰り返していたら「飛躍的な成長」はあり得ません。かといって、いきなり実力の数段上のことをしても大失敗をしそうですし、学ぶこともなくただ落ち込むことは見えています。

 ですから、実力よりもちょっと上の厳しい環境、程よいストレスやプレッシャーに見舞われる挑戦こそが、自分を伸ばすのに最適なのです。

 最初は「ちょっと難しい」ことからチェレンジしていくうちに、それも「やさしすぎたこと」ことに気づくでしょう。そうしたら「かなり難しく見えること」ぐらいが自分を成長させるのに「ちょうどいい難しさ」だと「良い加減」がわかるはずです。

 まずは毎日の反復練習で3ヶ月でできるようになることから始めて、次に1年でできること、3年でできることと組み合わせるのがお勧めです。


2.始めるべき好機は、二度と回ってこないこともある

 実力をつけてからと「自分の都合」で考えていても、幸運の女神は一個人の都合を配慮するほど優しくはありません。「天の時」と言われるように、今始めなければ時流に乗れないことも多いのです。

 例えば、1995年のインターネット勃興期に、私はniftyのすすめでホームページを作ってはと勧められました。この時、何の知識も無い中で見よう見まねで自分で作らなければ、今の私は無かったのです。

 また、会社組織の中での人事上のチャンスも、一度しかやってきません。日興證券では、上司に期待されて「相続診断のAIシステムを作れるか」と言われた私は「できます」と即答しました。もし、そこで「できない」と答えていたら、永遠に私にチャンスは回ってこなかったでしょう。


3.実戦デビューして恥をかいた方が勉強や練習をする気になる

 恥ずかしながら、webサイトを作る時はHTML言語の、相続診断システムを作った時は税制とAIの知識が、ほとんどありませんでした。「やります」「できます」と言ってから、大型書店に走って本を買いあさって勉強をしたり、様々な講演会や勉強会に足しげく通ったりしました。

 もちろん、簡便な画像処理やプログラムの知識はありましたし、ゲーム制作の実体験はありました。それでも、任された仕事は、新しい知識がなくては解決できない「応用問題」だったのです。

 未体験の新しい勉強にすぐに取りかかれたのはこれも、具体的に完成期日と求められる成果というゴールが設定されたからでしょう。「私が動かなければ何も進まない」という厳しい現実に跳び込んだからこそ、ふだんとは桁違いのペースで勉強が進んだのです。


4.実力がつくと目も肥えてしまい、また二の足を踏む

 実力がついたら挑戦できると思ったら間違いです。人間はうまく作られていて、実力がつくと同時に目も肥えてきます。

 残念ながら、もっと優れた人や、困難な点まで見えてきてしまうので、挑戦する前の恐ろしさは前と変わらないわけです。それどころか、実力が上がっているにも関わらず、先送りすればするほど、目が肥えて怖くなることさえあるのです。

 これが、常に「ちょっと上に挑戦し続けて」いる人の場合は、目が肥えたとしても「世界の見え方」が変わってきます。

 「一見難しそうに見えてきたけれど、何とかクリアできた。やればできるものだな。しかし、上には上がある。また新しいハードルが見えてきたぞ。もう一丁、上ってみるか。」

 同じような人が、同じように実力を伸ばし、同じように目が肥えたとしても、この見え方の差は、行動の差につながります。そして、両者の距離は広がるばかりなのです。


5.いつかできるイメージより、今すぐやっているイメージが大切

 業種職種、企業規模を問わず、楽しそうに仕事をしながら求める成果を挙げている縁者は数多くいます。厳しい環境に見舞われても、公私ともに生活は充実して、次々に夢を実現しているように見えます。

 そんな達人縁者たちと話をしているといつも不思議に思うことがあります。

 一般的には、「いつか、○○になったら、○○をやりたい」と、ゴールを遠い将来に置いて、何か条件を満たしたら夢をかなえたいと考える人が多いでしょう。例えば、「いつか、お金を貯めて、仕事が一段落したら、世界一周をしたい」と言った具合です。いわば、「いつかできるイメージ」を抱いているわけです。

 しかし、次々に夢をかなえている(ように見える)人は、ちょっと違うのです。

 「気がついたら、○○をすぐやるはめになり、結果として○○になって今が楽しい」と、まさに「見る前に跳んだ」結果、思いがけず夢に近づいたり、予想もしない楽しさに気づいたという感じなのです。いつかやりたい遠い夢よりも「今すぐやっていること」が楽しくて大切なのでしょう。

 そう言えば、今の私も同じかもしれません。

 「気がついたら、Tシャツメーカー経営者が大学講師をするはめになった。最初は学生の無気力に悩んだが、すぐやる技術・認められる技術について再考する好機となり、思いがけず本にできた。その結果、予想もしない出会いが広がって、人生が豊かになって驚いている。楽しい!」

***

 ですから、「実力がついてから挑戦」ではなく「まずは挑戦して実力を伸ばす」ことが大切です。「すぐやる本能」を甦らせて、「ちょっと上のことを追いかけ続ける」ことこそ、本来の自分を輝かせる早道なのです。

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 ◎Q4-4:違う世代の人と話や興味が合わない
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 ◎Q4-6:状況(世間)が悪すぎる


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Q4-6:状況(世間)が悪すぎる
A4-6:見方を変えれば悪い状況こそチャンス


 「世の中の景気が悪過ぎる」「こんな時期に何をやったって無駄」


 いつまでも続く好景気や株高・土地高などありません。10年に1度は、不景気に見舞われたり、仕事の進め方を一変するような構造変化に直面すると心得ておくべきです。

 私は、ゲームソフトメーカーに入って途端に第一次ファミコン黄金期が終わり、証券会社に入ったらバブルが崩壊し、Tシャツメーカー経営者になると輸入攻勢と貸し渋りに見舞われました。まさに、「状況が悪過ぎる」中でビジネス半生を過ごしてきました。しかし、だからこそ、知識も見識も磨かれ、安穏と暮らしては身に付かない能力を備えることができたと実感します。

 誰しも、人生の中で何度かは悪い状況に見舞われます。問題は、そんな逆境に対峙した時の心構えと行動力なのです。そこで腐って何もしないか、チャンスと考えて飛躍のバネにするのかで、状況が好転した時の成長に大きな差が出てしまうのです。


1.投資コストが下がってチャンス


 私はバブル崩壊を証券会社で味わって多くを学びましたが、今回のサブプライムショックを見ていて、また繰り返すのかと不思議に思うことがあります。誰もが株や土地に浮かれている時は、実は高コスト高リスクです。それなのに多くの人は気づかず、結果として大きな損失を受けました。反対に、株安土地安がとことん進んで、誰も買い手がいなくなった時は、ひそかに低コスト低リスクなのです。しかし、そんな今、積極的に投資をする人は限られるのです。

 これは資産運用に限りません。不況時こそ、ふだんは買えない名品、食べられない美味などを味わって感性を磨くこともできます。また、海外や国内を割安で旅するなど見聞を広めることもできるでしょう。普段の倍もお金の使い出がある時期に、みんなと一緒に倹約して、大切な自己投資までやめてしまっては、ライバルに差を広げるチャンスを生かせません。


2.世代の新旧交代が進んでチャンス


 悲しいかな、不況に見舞われた企業では抜本的なリストラを余儀なくされることも多々あります。経営陣の交代と高給の中堅社員以上の希望退職が進むケースがほとんどですが、これは世代の新旧交代を意味します。

 言い換えるなら、若い世代の社員が、より責任のある役職について大きな仕事を任されることになるのです。目先の不況やボーナス・給料のカットを嘆くよりも、第一線で活躍できるチャンスを喜ぶべきでしょう。


3.変革ムードが高まり新規事業のチャンス

 好況の時には、放っておいても既存事業や商品が十分な売上と利益を稼いでくれるので、どうしても現状維持の傾向が強くなります。一方、不況になると自ずと危機意識が高まって、成熟した事業や商品の撤退が始まります。

 その一方で、会社の存亡をかけて、次なる成長分野に向けて新規事業や新規商品の開発に拍車がかかります。保守的な企業であっても、自分を成長させる新しい挑戦に立ち向かえるチャンスが高くなるのです。


4.人が余って競争で自分を磨くチャンス

 事業が収縮して人が余った場合や、不況の最中で就職や転職を考える場合は、競争が高まります。しかし、バブル時に売り手市場で就職した社員と、バブル崩壊後に買い手市場をくぐり抜けて就職した社員の「意識や質が大きく違う」というのは、よく言われる経験則です。

 つまり、競争を常に意識して若い時期をくぐり抜けるのは、厳しいながらも底力をつけるのに役立つわけです。この力の差が、人生の中後半で有利に働くわけです。不景気の人余りは、目先は厳しいのですが、長い目で見れば自分を磨くチャンスだと考えましょう。


5.人が足らないので多能工になるチャンス

 逆に、不景気の真っただ中では、固定費削減で必要以上に社員が減り、新入社員や部下に恵まれないこともあります。そうすると、1人で2人分の仕事をしなければならないことも少なくありません。

 ここで、部下がいない、残業が多いと嘆いていても仕方がありません。むしろ、多能工になってスキルが磨けるばかりか、仕事全体の見通しが効くようになることに気づきましょう。さらに、守備範囲が広くなる分だけ社内外の接点も増えて、ネットワークも広げることができます。人手不足は自分を磨くチャンスだと前向きにとらえましょう。

【バックナンバー】
 ◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
 ◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
 ◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
 ◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
 ◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
 ◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
 ◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
 ◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
 ◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
 ◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
 ◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
 ◎Q2-6:評価軸がわからない
 ◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
 ◎Q3-2:自分より優秀な人とどう付き合えばよいかわからない
 ◎Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
 ◎Q3-4:うまくメールや手紙が書けない
 ◎Q3-5:相手の気持ちを動かせない
 ◎Q3-6:叱られると凹む
 ◎Q4-1:否定されるのが怖い
 ◎Q4-2:すでにその道で圧倒的な存在がいる
 ◎Q4-3:誰も自分のことを見てくれない
 ◎Q4-4:違う世代の人と話や興味が合わない
 ◎Q4-5:周りの反応がない

久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部 
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