経営者会報ブログ事務局 | 経営者会報 (社長ブログ)
経営者会報ブログのメンテナンスや新機能のお知らせをします。また、入会やご利用のご案内も掲載しています
【久米信行新刊】Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。
Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
A3-3:すぐには認めてくれない真の師を持とう
「この人は認めてくれている」「あの人は自分の良さをわかっていない」
誰でも、ほめられれば嬉しいですし、今すぐ認めてくれる人のことを好きになりがちです。
また、私のささやかな経験からしても、多くの見知らぬ人にほめられるよりも、自分が師と仰ぐ人から認められる方が、はるかに嬉しいものです。どんな社会的な成功よりも、師の一言の方が、深い満足を与えてくれることも少なくありません。
しかし、みなさんのことを「心から考えてくれる師」が、そう簡単にほめてくれるでしょうか?
ひょっとしたら、いつもほめてくれる上司も、単に簡便な部下操縦術として「認めたふり」をしているのかもしれません。あるいは、人に嫌われるのが嫌で、叱る事が苦手なのかもしれません。
また、まだ人生を歩み始めたばかりの未熟な自分が「今認めている人」が、真の人生の師だと言えるでしょうか?
ひょっとしたら「自分とよく似たタイプ」なのではありませんか?
あるいは、一緒にいてもプレッシャーを感じないような「つきあいやすいタイプ」ではないですか?
まさに、人生における重要な課題は「師の選び方」なのです。
「師の選び方」次第で、人生の豊かさが左右されてしまうと言っても過言ではありません。
私が、常に心がけて実践している「師匠選び」の原則は、次の七か条です。
1.ライフワークとして追究したいテーマの師匠を一人ずつ十人選ぶ
仕事の業種や職種に関するテーマはもちろんのこと、趣味・生活・健康や、コミュニティ活動など、自分が関心を持つテーマの達人を師匠にすると、人生は深く豊かになります。各ジャンルの専門書を読みあさったり、キーワード検索で専門サイトを探して、師匠候補を絞り込みましょう。
2.その道のイノベーターにしてアウトサイダーを選ぶ
専門書やサイトを読み込むうちに、その道のプロの中でも際立って独創的な第一人者が何人か見つかるはずです。ひょっとしたら、反主流派で浮いているアウトサイダーに見えるかもしれません。しかし、私がいつも惹かれるのは、そんな独立自尊のイノベーターなのです。
3.初めてお会いした時に強烈な第一印象を受ける人を選ぶ
この人はという師匠の候補が見つかったら、必ず講演会や勉強会などに出かけて実際にお会いしましょう。そうすれば、本やWEBサイトだけではわからない人間的な魅力や活力を感じることができます。そして「この人についていきたいか」実感できるはずです。
4.別れた後、読み終わった後、その言葉が心に響き続ける人を選ぶ
強烈な第一印象を受けた人であっても、お会いした後や本を読んだ後に、感激が薄れていく人と、ずっと心に残る人とに分かれます。さりげない一言であっても、記憶にしっかりと刻まれるような人なら師にふさわしいと言えましょう。
5.生涯にわたって尊敬できて目標にしたい人を選ぶ
人を成長させ、人生を豊かにするための早道は、生涯にわたって目標となる師に出会うことです。人生のゴールを向けて「わが師のような人物になりたい」と思った時から、身も心も自然に動き出します。師を「真似ぶ=学ぶ」という新しい人生が始まるはずです。
6.生きている限り前進して変わり続けていく人を選ぶ
人生の師には、自分が成長するスピードに以上に「進化と変化」を繰り返していくような、エネルギッシュな人がふさわしいのです。ようやく追いついたと思ったら、もっと先に行っている、また変わっているという師なればこそ「追いかけ甲斐」があるのです。
7.気さくでいばらず、若い人の意見にも耳を傾ける人を選ぶ
偉大な人物ほど「謙虚でいばっていない」ことには、いつも驚かされます。そして、思い返せば、若かりしころの私の拙い意見でさえ真剣に聴いてくれたことに感動するのです。ですから、面談やメールの対応などが「ていねいで気さくな方」こそ師に選びましょう。
***
年を重ねるにつれ、しみじみ思うのは、生涯の師に恵まれることほど幸せなことはないということです。そして、生涯にたとえ1度でも師から賞賛されることが、私の何よりの目標なのです。
【バックナンバー】
◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
◎Q2-6:評価軸がわからない
◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
◎Q3-2:自分より優秀な人とどう付き合えばよいかわからない
久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。
Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
A3-3:すぐには認めてくれない真の師を持とう
「この人は認めてくれている」「あの人は自分の良さをわかっていない」
誰でも、ほめられれば嬉しいですし、今すぐ認めてくれる人のことを好きになりがちです。
また、私のささやかな経験からしても、多くの見知らぬ人にほめられるよりも、自分が師と仰ぐ人から認められる方が、はるかに嬉しいものです。どんな社会的な成功よりも、師の一言の方が、深い満足を与えてくれることも少なくありません。
しかし、みなさんのことを「心から考えてくれる師」が、そう簡単にほめてくれるでしょうか?
ひょっとしたら、いつもほめてくれる上司も、単に簡便な部下操縦術として「認めたふり」をしているのかもしれません。あるいは、人に嫌われるのが嫌で、叱る事が苦手なのかもしれません。
また、まだ人生を歩み始めたばかりの未熟な自分が「今認めている人」が、真の人生の師だと言えるでしょうか?
ひょっとしたら「自分とよく似たタイプ」なのではありませんか?
あるいは、一緒にいてもプレッシャーを感じないような「つきあいやすいタイプ」ではないですか?
まさに、人生における重要な課題は「師の選び方」なのです。
「師の選び方」次第で、人生の豊かさが左右されてしまうと言っても過言ではありません。
私が、常に心がけて実践している「師匠選び」の原則は、次の七か条です。
1.ライフワークとして追究したいテーマの師匠を一人ずつ十人選ぶ
仕事の業種や職種に関するテーマはもちろんのこと、趣味・生活・健康や、コミュニティ活動など、自分が関心を持つテーマの達人を師匠にすると、人生は深く豊かになります。各ジャンルの専門書を読みあさったり、キーワード検索で専門サイトを探して、師匠候補を絞り込みましょう。
2.その道のイノベーターにしてアウトサイダーを選ぶ
専門書やサイトを読み込むうちに、その道のプロの中でも際立って独創的な第一人者が何人か見つかるはずです。ひょっとしたら、反主流派で浮いているアウトサイダーに見えるかもしれません。しかし、私がいつも惹かれるのは、そんな独立自尊のイノベーターなのです。
3.初めてお会いした時に強烈な第一印象を受ける人を選ぶ
この人はという師匠の候補が見つかったら、必ず講演会や勉強会などに出かけて実際にお会いしましょう。そうすれば、本やWEBサイトだけではわからない人間的な魅力や活力を感じることができます。そして「この人についていきたいか」実感できるはずです。
4.別れた後、読み終わった後、その言葉が心に響き続ける人を選ぶ
強烈な第一印象を受けた人であっても、お会いした後や本を読んだ後に、感激が薄れていく人と、ずっと心に残る人とに分かれます。さりげない一言であっても、記憶にしっかりと刻まれるような人なら師にふさわしいと言えましょう。
5.生涯にわたって尊敬できて目標にしたい人を選ぶ
人を成長させ、人生を豊かにするための早道は、生涯にわたって目標となる師に出会うことです。人生のゴールを向けて「わが師のような人物になりたい」と思った時から、身も心も自然に動き出します。師を「真似ぶ=学ぶ」という新しい人生が始まるはずです。
6.生きている限り前進して変わり続けていく人を選ぶ
人生の師には、自分が成長するスピードに以上に「進化と変化」を繰り返していくような、エネルギッシュな人がふさわしいのです。ようやく追いついたと思ったら、もっと先に行っている、また変わっているという師なればこそ「追いかけ甲斐」があるのです。
7.気さくでいばらず、若い人の意見にも耳を傾ける人を選ぶ
偉大な人物ほど「謙虚でいばっていない」ことには、いつも驚かされます。そして、思い返せば、若かりしころの私の拙い意見でさえ真剣に聴いてくれたことに感動するのです。ですから、面談やメールの対応などが「ていねいで気さくな方」こそ師に選びましょう。
***
年を重ねるにつれ、しみじみ思うのは、生涯の師に恵まれることほど幸せなことはないということです。そして、生涯にたとえ1度でも師から賞賛されることが、私の何よりの目標なのです。
【バックナンバー】
◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
◎Q2-6:評価軸がわからない
◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
◎Q3-2:自分より優秀な人とどう付き合えばよいかわからない
久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
プロフィール
経営者会報ブログ事務局です。みなさまが快適なブログライフをお楽しみいただけるよう、一生懸命サポートさせていただきます
- 2011年8月(2)
- 2009年8月(7)
- 2009年6月(2)
- 2009年3月(16)
- 2009年2月(12)
- 2009年1月(9)
- 2008年12月(5)
- 2008年11月(6)
- 2008年10月(4)
- 2008年9月(4)
- 2008年8月(5)
- 2008年7月(4)
- 2008年6月(5)
- 2008年5月(7)
- 2008年4月(4)
- 2008年3月(6)
- 2008年2月(4)
- 2008年1月(3)
- 2007年12月(5)
- 2007年11月(6)
- 2007年10月(5)
- 2007年9月(4)
- 2007年8月(5)
- 2007年7月(4)
- 2007年6月(4)
- 2007年5月(4)
- 2007年4月(6)
- 2007年3月(5)
- 2007年2月(4)
- 2007年1月(5)
- 2006年12月(4)
- 2006年11月(5)
- 2006年10月(4)
- 2006年9月(8)
- 2006年8月(5)
- 2006年7月(6)
- 2006年6月(8)
- 2006年5月(7)
- 2006年4月(8)
- 2006年3月(17)
- 会員様一覧 (お名前) [08/10]
- 会員様一覧 (会社名) [08/10]
- 経営者会報ブログとは [08/11]
- 新しい取引先を開拓できる、マスコミに取り上げられる [08/05]
- 元気な社長とコラボできる [08/05]
- 本を出す可能性が広がる [08/05]
- <ブログで人生、変わりました!> 三元ラセン管工業・高嶋博社長 [08/05]
- <ブログで人生、変わりました!>京都工芸・寺田社長 [08/05]
- <ブログで人生、変わりました!>枚岡合金工具・古芝社長 [08/05]
- 久米信行さん『がんばっているのに報われない人のための「認められる!」技術』発刊 [06/12]
- 井寄奈美さん『小さな会社の「トクする」人の雇い方・給料の払い方』発売! [06/12]
- 【久米信行新刊】あとがき [03/22]
- 【久米信行新刊】まえがき [03/21]
- 【久米信行新刊】Q5-6:他人に誇れるものが何もない [03/21]
- 【久米信行新刊】Q5-5:人見知りだけど、仲良くなりたい [03/19]
- 【久米信行新刊】Q5-4:誰も本当の自分をわかってくれない [03/18]
- 【久米信行新刊】Q5-3:「認められる自分」で居続けることに疲れる [03/15]
- 【久米信行新刊】Q5-2:努力しても結果が出ない [03/13]
- 【久米信行新刊】Q5-1:もともと前に出るような性格ではない [03/12]
- 【久米信行新刊】Q4-7:実力をつけてからデビューしたい [03/11]