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【久米信行新刊】まえがき
10万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております!
ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。
「選ばれる自分になる。
生涯の師に出会う。認められる。」
これは、私が講師を勤める明治大学商学部「ベンチャービジネス論」「起業プランニング論」のモットーです。毎回、全員で起立をしてあいさつをした後、このモットーを大きな声で唱和してから講義を始めるのです。
今どき全員でモットーを唱和するなど、時代遅れだと思う方も多いでしょう。開講まもなく脱落する学生が多いのも「古くさい儀式」が一因かもしれません。
それでも、私が、毎回「選ばれる自分になる」と、わざわざ声に出してもらうのには理由があります。
将来、好きな会社に入ってやりたい仕事を始める時にも、好きな人と出会って理想の家庭を築く時にも、「選ばれる自分になる」ことが何より大切だからです。それなのに、「選ばれる自分」とは何かを真剣に考える機会もなければ、その方法を教わる機会も方法もないのです。
さらに「生涯の師に出会い認められる」ことは、人生をステップアップさせる「最大のチャンス」であると同時に「人生最大の喜びのひとつ」でもあります。ところが、多くの人は「生涯の師に出会う」こともなければ、「認められる」喜びも味わうことなく、人生を漫然と過ごしてしまいます。
インターネットなどで出会いや交流の機会が飛躍的に増えたのに、「選ばれないまま認められないまま」終わるのは、あまりにも「もったいない」ことです。
だからこそ、講義のたびに声に出すことで、「選ばれる自分になること」「生涯の師に認められること」の大切さをしっかり胸に刻んでもらいます。1年間の講義のゴール=を毎回自覚してもらうことが大切なのです。
実際には「選ばれる」ことも「認められる」ことも、多くの人が考えるほど難しいことではありません。現に、わずか1年足らずの講義と実践を通じて、「生涯の師に出会って認められた」学生は後を絶ちません。
まるで別人のように変わった学生たちは、決して特別な才能に恵まれた人ばかりではありません。受講開始直後の学生たちの自己紹介を見れば、明るく積極的で行動的なタイプはむしろ少数派だと驚かれるはずです。
言うなれば、「すぐやる技術」を真っ先に身につけて欲しい「考え過ぎて動けない人」であり、続いて「選ばれ認められる技術」で明日を切り拓いてほしい「控えめで自分を出せない人」がほとんどだったのです。
この本で紹介する技術は、知識も経験も限られ、人前で話すのも苦手だった若者たちが、1年をかけて身につける「新しい習慣」の集大成です。講義でアドバイスしたことを中心にQ&A形式でわかりやすくまとめました。さらに、既に社会に旅立った卒業生にも「壁にぶつかって挫折しそうな時」に読んで欲しい新項目も付け加えました。
難しいことは、おかげさまで大好評をいただいた前著「すぐやる技術」と同様、ほとんど書いてありません。むしろ、成功した人たちから見れば「当たり前すぎるほど当たり前のこと」も多いでしょう。
しかし、30のレッスンで、気持ちを楽にして、ひとつずつ習慣にしていけば、きっと「選ばれる自分」「認められる自分」に近づいていけるはずです。
そして、前著と同様に、多くの経営者やマネージャーにも読んでもらえたら嬉しいです。今どきの若い人たちの悩みを知り、上司の「選ぶ力」「認める力」を高めることで、きっと新しい大きな動きを巻き起こせるからです。
それでは、さっそく「選ばれる自分」「認められる自分」に出会う旅にでかけましょう。
2009年5月
著者
【バックナンバー】
◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
◎Q2-6:評価軸がわからない
◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
◎Q3-2:自分より優秀な人とどう付き合えばよいかわからない
◎Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
◎Q3-4:うまくメールや手紙が書けない
◎Q3-5:相手の気持ちを動かせない
◎Q3-6:叱られると凹む
◎Q4-1:否定されるのが怖い
◎Q4-2:すでにその道で圧倒的な存在がいる
◎Q4-3:誰も自分のことを見てくれない
◎Q4-4:違う世代の人と話や興味が合わない
◎Q4-5:周りの反応がない
◎Q4-7:実力をつけてからデビューしたい
◎Q5-1:もともと前に出るような性格ではない
◎Q5-2:努力しても結果が出ない
◎Q5-3:「認められる自分」で居続けることに疲れる
◎Q5-4:誰も本当の自分をわかってくれない
◎Q5-5:人見知りだけど、仲良くなりたい
◎Q5-6:他人に誇れるものが何もない
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「選ばれる自分になる。
生涯の師に出会う。認められる。」
これは、私が講師を勤める明治大学商学部「ベンチャービジネス論」「起業プランニング論」のモットーです。毎回、全員で起立をしてあいさつをした後、このモットーを大きな声で唱和してから講義を始めるのです。
今どき全員でモットーを唱和するなど、時代遅れだと思う方も多いでしょう。開講まもなく脱落する学生が多いのも「古くさい儀式」が一因かもしれません。
それでも、私が、毎回「選ばれる自分になる」と、わざわざ声に出してもらうのには理由があります。
将来、好きな会社に入ってやりたい仕事を始める時にも、好きな人と出会って理想の家庭を築く時にも、「選ばれる自分になる」ことが何より大切だからです。それなのに、「選ばれる自分」とは何かを真剣に考える機会もなければ、その方法を教わる機会も方法もないのです。
さらに「生涯の師に出会い認められる」ことは、人生をステップアップさせる「最大のチャンス」であると同時に「人生最大の喜びのひとつ」でもあります。ところが、多くの人は「生涯の師に出会う」こともなければ、「認められる」喜びも味わうことなく、人生を漫然と過ごしてしまいます。
インターネットなどで出会いや交流の機会が飛躍的に増えたのに、「選ばれないまま認められないまま」終わるのは、あまりにも「もったいない」ことです。
だからこそ、講義のたびに声に出すことで、「選ばれる自分になること」「生涯の師に認められること」の大切さをしっかり胸に刻んでもらいます。1年間の講義のゴール=を毎回自覚してもらうことが大切なのです。
実際には「選ばれる」ことも「認められる」ことも、多くの人が考えるほど難しいことではありません。現に、わずか1年足らずの講義と実践を通じて、「生涯の師に出会って認められた」学生は後を絶ちません。
まるで別人のように変わった学生たちは、決して特別な才能に恵まれた人ばかりではありません。受講開始直後の学生たちの自己紹介を見れば、明るく積極的で行動的なタイプはむしろ少数派だと驚かれるはずです。
言うなれば、「すぐやる技術」を真っ先に身につけて欲しい「考え過ぎて動けない人」であり、続いて「選ばれ認められる技術」で明日を切り拓いてほしい「控えめで自分を出せない人」がほとんどだったのです。
この本で紹介する技術は、知識も経験も限られ、人前で話すのも苦手だった若者たちが、1年をかけて身につける「新しい習慣」の集大成です。講義でアドバイスしたことを中心にQ&A形式でわかりやすくまとめました。さらに、既に社会に旅立った卒業生にも「壁にぶつかって挫折しそうな時」に読んで欲しい新項目も付け加えました。
難しいことは、おかげさまで大好評をいただいた前著「すぐやる技術」と同様、ほとんど書いてありません。むしろ、成功した人たちから見れば「当たり前すぎるほど当たり前のこと」も多いでしょう。
しかし、30のレッスンで、気持ちを楽にして、ひとつずつ習慣にしていけば、きっと「選ばれる自分」「認められる自分」に近づいていけるはずです。
そして、前著と同様に、多くの経営者やマネージャーにも読んでもらえたら嬉しいです。今どきの若い人たちの悩みを知り、上司の「選ぶ力」「認める力」を高めることで、きっと新しい大きな動きを巻き起こせるからです。
それでは、さっそく「選ばれる自分」「認められる自分」に出会う旅にでかけましょう。
2009年5月
著者
【バックナンバー】
◆今春出版予定! 久米信行さん著書第二弾を当ブログで連載開始!!
◎Q1-1:自分の好みを出すのが恥ずかしい
◎Q1-2:自分が思っているよりも周りからの評価が低い
◎Q1-3:失敗して笑われるのが嫌だ
◎Q1-4:言いたいことを伝えるのが苦手だ
◎Q1-5:「柄にもない」と言われそうでイヤだ
◎Q2-1:「空気」を気にしすぎてしまう
◎Q2-2:保守的な人に足を引っ張られる
◎Q2-3:アピールの仕方がわからない
◎Q2-4:実績をアピールするのが嫌味に感じる
◎Q2-5:「調子に乗っている」と思われたくない
◎Q2-6:評価軸がわからない
◎Q3-1:自分に興味を持ってくれる気がしない
◎Q3-2:自分より優秀な人とどう付き合えばよいかわからない
◎Q3-3:自分が認めた人にだけ認められたい
◎Q3-4:うまくメールや手紙が書けない
◎Q3-5:相手の気持ちを動かせない
◎Q3-6:叱られると凹む
◎Q4-1:否定されるのが怖い
◎Q4-2:すでにその道で圧倒的な存在がいる
◎Q4-3:誰も自分のことを見てくれない
◎Q4-4:違う世代の人と話や興味が合わない
◎Q4-5:周りの反応がない
◎Q4-7:実力をつけてからデビューしたい
◎Q5-1:もともと前に出るような性格ではない
◎Q5-2:努力しても結果が出ない
◎Q5-3:「認められる自分」で居続けることに疲れる
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